020 翻訳日記の最近のブログ記事

 皆様お久しぶりです。また今回のJCGでは、岡和田様やICEジャパンのヌヌ様、そしてご来場いただいた皆様に、大変お世話になりました。ここで改めて御礼申し上げます。

 おかげさまで『ハーンマスター・レリジオン』も無事出版され、これで「ハーン」を独立した作品としてプレイするための環境が出揃ったことになります。そして今度どうすべきかについて、いろいろな方々からご意見を賜ることができました。ブログの更新をはじめ、できることから少しずつ手を付けて行ければいいなと考えているところです。

 ところで、今回JCGの「ハーンワールド体験イベント」にご参加いただいたお客様をはじめとする皆様に、lythia.comで発表されているジェデス砦の翻訳を提供させていただきました。出版物にも内容的に負けないフリーの集落資料を、ようやく準備できましたが、さらに内容を見直した上で、近日中に本HPでもupしたいと思っています。

 今後ともよろしくお願いします。

 新年、あけましておめでとうございます。

 気がついてみたら約11か月にわたり更新を怠っていたことに。昨年後半は特に("ハーン"の翻訳とは無関係に)書き込めるような心理的余裕がなかったのですが、今年はそれを何とかしたいなと思いつつ、初詣ではそれを祈願してくるつもりです。

 とはいえ、翻訳作業そのものが滞っていたわけではありません。昨年中にも、サンセットゲームズへの出版提案作品だけでも3点は翻訳作業を済ませました。

1:「ハーンマナー
 名前のとおり、ハーン島における荘園作成・設定ルール集。最初は荘園についての概説で、荘園の基本的な構造や作付けされる作物の内訳、荘園の人口構成や農民たちの生活、食事(具体的なパンの製造法やエールの醸造法もありました)、司法機構である荘園民会、小作人の義務と権利、荘園に常駐する職人、郷士と軍役代納金などについて説明されています。

 次は具体的な荘園設定システムとなっており、できあがると、その荘園ではどのような収穫物(小麦や大麦など各種穀物から家畜など)からどれだけの収益が上がり、運営経費はどれだけかかるのか、また荘園住民はどれだけいて、どの人物が(荘園運営や収穫に関する)どれだけの技能を有しているのかまで完全に分かるようになっています。

 最後に、これらのシステムを用いた荘園のサンプルが4つ掲載されています。個人的には、レセム王国内にあり、典型的な悪代官に絞り上げられ汲々としているアヴォネル荘園の設定が好み。

 海岸沿いにあるアヴォネル荘園は5年前に海賊の襲撃を受け破壊され、本来の荘園領主一族が虐殺され、たった1人の後継者が未成年であるため、主君である伯爵から代官が派遣され、後継者が成人するまで管理を代行することになったのですが......ここまで読まれた方にはご想像のとおり、この悪代官マインバイ卿は税率を引き上げ伯爵には本来の額以上は上納せず、それだけではなく破壊された防衛設備復旧のためと称して"防衛税"なる新税を導入、当然のごとく懐に入れています。

 困ったことに、6年後に成人するであろうたった1人の後継者が熱心なアグリク信者となり、荘園へ派遣されているアグリク教会の司祭とも親しく、しかもこの司祭が主君たる伯爵のお気に入りでもあるため、代官のマインバイ卿はやりにくいこととなっています。どちらにせよ、荘園住民にとっては暗澹とした未来図しか描けないのが現状。さあ、何とかしてあげたいとは思いませんか?

2:「ハーンマスター・バーバリアン

 ハーン島における18ある部族民社会と部族民キャラクター作成システム。各部族民については「ハーンデックス」でも解説されていますが、本サプリメントでは解説の分量が(当然ながら)飛躍的に増量されています。もうちょっと詳細な解説はまた後日。

3:「雛菊の野

 昨年9月に大阪へおうかがいし、サンセットゲームズの古角社長とお会いした際に「シナリオを是非出してほしい」との話があり、ちょうどその少し前に原書が出版されたため、1か月がかりで急遽翻訳。実にハーンらしいシナリオでした......シナリオそれ自体よりも、舞台となる荘園及び周辺の重要地点に関する汎用情報の方が遙かに充実しているという点でも。

 でも、本作の最大の特徴は、これがいわゆる"スタート・セット"になっていること。簡略化された「ハーンマスター」のシステムと、本シナリオでの使用を想定したサンプル・キャラクター(4人)が掲載されており、(呪文や宗教的奇跡を使用しなければ)本書だけで最低限のプレイが可能になっているのです。昨年中に「ハーンマスター・レリジオン」及び「カルドア王国」関連サプリメント(「カルドア王国」「タシャル」「オロカンド」「ミナルサス」「ガーディレン」の5作)をサンセットゲームズに送ってあるのですが、王国モジュールよりも先に「雛菊の野」を出した方が良いのではと今では思っています。

 以上、ハーンの出版計画はまだ終わっていません。私自身も採算を全く度外視してやっています。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、気を長くしてお待ち下さい。よろしくお願いします。

 気が付いたら前回の更新から2か月が経過。自分の書き込みから数えると3か月……長いこと更新を怠っていました。申し訳ありません。

 この時期、いろいろな事情によりパワーダウンさせられっぱなしで、翻訳もピッチが遅くなり……バイオリズムが退潮気味。最近になってようやく気力を取り戻したというか……ともあれ、気を取り直して、翻訳のペースを元に戻さなければ。

 というわけで最近の状況……といっても、新たに翻訳を完了させた資料は現時点でゼロ。一応、『ハーンマナー』は8割ほど進み、『ハーンマスター・バーバリアン』も4割ほどというところか。今現在、私は『ハーンマスター・レリジオン』『カルドア王国』の次は『ハーンマナー』と『ハーンマスター・バーバリアン』を合本にしてはどうかと考えています。王国モジュール及び年関連モジュールでは都市住民についての情報が多く収録されていますが、農村部や辺境地帯の住民になるとあまり触れられていません。『ハーンマナー』と『ハーンマスター・バーバリアン』でかなりの所それを埋められるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

 話題転換。私が意気消沈している時期、海の向こうのLythia.comも長きにわたり沈黙していましたが、最近になって大きくリフォーム、既存資料の再提供だけでなく新たな資料の発表も始めました。その中で愕然としたのが、領域モジュール「トリーアゾン」

 皆さんもご存じのとおり、“ハーンワールド”シリーズでは、ハーン島など一定の大領域を扱う領域モジュールが最上位に来て、その下に一地方や国家を扱う王国モジュール、さらにその下に都市や特定地域のみを扱う都市モジュールなどが並びます。平成20年2月現在、領域モジュールとしては『ハーンワールド』『イヴィニア(絶版)』『ショーキーネイ』がこれまでに発行されてきました。その他に『トリーアゾン』『アゼリャーン』といった領域モジュールがかなり昔から発行予定に上げられていたのですが、長らく宙に浮いていました。

 このうち『トリーアゾン』が、32ページの概論と150ページのインデックスとして、Lythia.comで無償提供されたのです。そのボリュームは『ハーンワールド』に匹敵。掛けているのは大判カラー地図ですが、これはコロンビア・ゲームズから発売されているものを利用すればよいわけで……まったく、海の向こうの人たちのバイタリティには驚かされます。自分もいつまでも不調を引きずっている場合じゃないな……。

P.S.これまでにコメントを寄せて下さった皆様へ。返事は改めて追々書かせていただきます。少々お待ち下さい。

 引っ越しや表の仕事などで多忙な時期が、ようやく一段落付きました。もちろん、この間も翻訳は続けていたのですが、あまりはかどらなかったような気がします。『ガーディレン』も(残り2ページとはいえ)まだ終わっていませんし。

 それでも先日、「カルデス氏族の町屋敷」の翻訳を終えました。カルドア王国首都タシャル市内の城壁沿い、高級住宅街ハルダナ区にあるヴェミオン伯爵デクリーン・カルデス卿所有の町屋敷です。伯爵本人はタシャル上京時くらいしかここに滞在しないのですが、伯爵の弟や執事などが常駐しています。建物についての設定もさることながら、事故で最愛の妻を失ってから酒浸りとなって駄目人間となった伯爵の弟や、事故後から目撃情報が多数寄せられるようになった“窓辺に座り針仕事をする貴婦人の亡霊”の話など、シナリオのネタに使って下さいと言わんばかりの情報がいろいろ掲載されていました。

 話題転換。先週、『ハーンマスター・マジック』の校正を終え、サンセット・ゲームズへと送りました。もうすぐ印刷が始まると思います。同時にサンセット・ゲームズの方では、『ハーンマスター・レリジオン』の編集にも取りかかり始めたとのこと。宗教関連ルールだけではなく、ハーン島の10柱の神々や教会の機構などの背景世界設定情報も収録されている、重要なサプリメントです。正直、これを先に訳していなかったら、『カルドア王国』『タシャル』他、各種背景世界設定資料群を翻訳することは困難だったでしょう。発売になりましたら、ぜひご覧下さい。

 その後の出版予定について、以前にも書きましたとおり、カルドア王国関連背景世界設定資料を集中して進めていきたいと考えています。今年のJGC会場でお会いできた方はご承知かと思われますが、現時点で『カルドア王国』(60ページ)、『タシャル』(70ページ)、『オロカンド』(39ページ)、『ミナルサス』(40ページ)の翻訳を終えており、『ガーディレン』(38ページ)もまもなく終えられるでしょう。王国本体と首都、伯爵領主要集落と、内容的には充分なはずです。

 これらの出版形態について、実はサンセット・ゲームズから「各サプリメントを分売するのではなく、全部一纏めにして出したい」との提案を、JGCの前頃にいただきました。私も反対ではないのですが、いくつか気になる点があり、躊躇している状態です。皆さんはこの提案をどう思われるでしょうか。合本すべきか、それとも原書どおり分売すべきか……

 私が躊躇している理由を書いておきます。伯爵領主要集落としてはカイバンとクァルドリスの2箇所が(HarnQuestシリーズとしては)原書でも未発表。というか、発表されるかどうかが不明。しかし、日本語版を合本の形で発売した直後に原書が発表されるようなこととなった場合、どう取り扱ったらいいのか見当が付きません。またページ数も考慮しなければなりません。上記5作を合計すると247ページ。これに各種地図を添付し、面付け作業を考慮すると、256ページくらいは必要となるでしょう。厚さも重量も相当なものとなるはずです。

 逆を言えば、これらの問題さえクリアされれば、合本して出した方がまとまりがあっていいのではないかとも考えています。10月23日の書き込みで「ガーディレンの翻訳を急いでいる」旨書いたのは、このためだったのです。合本・分売のいずれになっても大丈夫な体制を作る必要があったのです。

 どのような形になるにせよ、発売は『ハーンマスター・レリジオン』の次になると思いますが、皆さんは合本・分売のどちらの方が良いと思いますか。コメントをお寄せいただければ幸いです。

 引っ越しその他でばたついていたら、更新期間が空きすぎてしまいました。しかし生活必需品及びPC環境の移転は済んだのですが、肝心の蔵書関係が全体の1割も終わっていないので、まだしばらく忙しそう。

 その煽りを食らってか、「ガーディレン」の翻訳はまだ31ページ目。今月中に作業を終わらせるのは困難かも。訳があって「ガーディレン」の翻訳は個人的にも急いでいるのですが(近いうちにその理由をおはなしできると思います)……。

 その代わりといっては何ですが、先週、「友と敵と従者5」の翻訳を終えました。レイアウト作業はこれからなのですが、協力者の目を通した上で近日中に公開できればと思っています。この「友と敵と従者5」には12人のNPCが収録されているのですが、これまでの1-4が純然たるNPC集となっていたのに対し、5では「五芒星団」「役人アンデルと随員一行」という2つのPC集団として利用可能な“冒険家一団”(A Compaby of Adventurers)としての設定も付されています。個人的には「役人アンデルと随員一行」の一員で料理人のリアーサ・デハーニーの設定に興味津々。リーダー?に当たる大蔵省官吏アンデル・ゲバーと友人たちの世話を一手に引き受けている働き者な彼女の正体や、最近陥っている“苦境”は、プレイヤーがPCとして扱う際にも面白い材料となるでしょう。

 もちろん、もう一方の「五芒星団」も、興味深い設定になっています。指導者である“占星術師”メリーマムと、彼に助けられたり警告を受けたりした仲間たちからなっているのですが、何となく「鬼平犯科帳」における長谷川平蔵と密偵たちの雰囲気に近いものを感じさせる、なかなか味のある一行です。

 現在、「ガーディレン」の翻訳と平行して「友と敵と従者6」の翻訳にも取り掛かっています。その他にもいくつかへ移行して作業を進めているもの(「ハーンマナー」「パイロット・アルマナック」、さらにLythia.comのその他の資料)がありますけれど、毎日僅かずつでも進めていきたいと思います。

 実は近日中に転居することとなり、現在、その準備に大慌てとなっています。現住所からさして離れていないので、RPGルールブックを初めとする書籍類は追々運搬すればよいのですが、それでも分量が半端じゃないので手間暇が……つД`) タスケレ !!

 それはともかく、先月下旬から転居の準備等々にかかっていたのですが、その合間を縫って『ハーンマスター・マジック』の校正を終えたのは、サンセット・ゲームズさんのHPにあるとおりです。

 この時期、表向きの仕事の方でもいろいろ立て込んだりして、正直「体が3つほしい」状態です(今も一段落ついていないのですが)。

 それでも通勤中の電車の中などを利用して翻訳作業は進めているのですが、いろいろ煽りを食らって、文章だけで全38ページある『ガーディレン』の翻訳はまだ20ページ目。今月中には終わらせようと思うのですが、手間がかかっています。

 ところで、カルドア王国には国王の配下に5伯爵家があります。うちオロカンド伯爵は国王兼任のため、実質的には王国東方ミナルサスを根拠地とするヴェミオン伯爵、王国北方ガーディレンを根拠地とするネフ伯爵、カイバンを根拠地とするバリム伯爵、クァルドリスを根拠地とするオセル伯爵の4家。

 これら諸伯爵家のうち、HarnQuestシリーズとして根拠地(及び主要人物)の紹介が成されているのは、オロカンド、ミナルサス、ガーディレンの3箇所。現時点(平成19年10月8日)時点ではカイバンとクァルドリスは発表されていません。HarnQuestシリーズでは様々な都市や城塞の紹介が成されているのですが、大半は自由都市や伯爵領根拠地で、彼らの配下となる男爵領根拠地などは主としてLythia.comの資料によって成されています(HarnQuestシリーズにないというわけではありません)。

 海の向こうで、早いところ『カイバン』と『クァルドリス』が発表されれば、カルドア王国主要集落が完結し、自分としてはLythia.comにあるその他の集落の翻訳に注力できるのですが……どうなるやら。このことがはっきりするまでは、『ガーディレン』翻訳完了後、並行して進めていた『パイロット・アルマナック』『バトルラスト』『ハーンマナー』の翻訳を進めた方がいいのでしょうね……『ハーンマナー』は3分の1ほどまで進んでいるのですが。

 最後に、某所で書き込みがあったので、ここでも改めて書き込みます。『ハーンマスター』で〈非武装戦闘〉とある箇所は〈徒手格闘〉に、【臭覚】とある箇所は【嗅覚】に、全て読み替えて下さい。前者は、数年前にサンセット・ゲームズで持ち込んだ当時の私の翻訳では〈非武装戦闘〉としていたのですが、校閲協力者の皆さんの意見に基づき、また私もその方がいいと考え〈徒手格闘〉に変更したのですけれども、原稿修正の際に漏れがあったものと思われます。後日エラッタなど発表できればと思うのですが……。

 本日で、JGCが終わりました。参加者の皆様、お疲れ様でした。

 私は基本的にサンセット・ゲームズの物販ブースで売り子兼「ハーン」解説要員として常駐していました。時には力尽きて、会場1階の喫茶店で倒れていたりしましたが……(物販ブースへご足労いただいたのに、この“力尽きた”タイミングだったためにご説明できなかったお客様、大変失礼いたしました)。「ハーンワールド」「ハーンマスター」をご購入して下さった皆様、本当にありがとうございました。心から御礼申し上げます。ご興味を示して下さったお客様、是非「ハーン」シリーズをご贔屓にお願い申し上げます。店頭販売も間近ですので、その節には是非ともよろしく。

 今回のJGCでは、「ミナルサス翻訳完了」でも書きましたとおり、「カルドア王国」「タシャル」「オロカンド」「ミナルサス」の翻訳コピー本を会場で閲覧可能なように展示させていただきました。またこれら4点については、最終日の9月2日付でサンセット・ゲームズに入稿させていただきました。「ハーンマスター」の次になるか、次の次になるかは分かりませんが、近日刊行予定のリストには入るはずです。

 ちなみに私の「入稿」は、会場でご覧いただけましたお客様方であればおわかりいただけると思うのですが、私の手元の段階で“可能な限り原書そっくりに”レイアウトを施し、PDF文書にしています(MS WordとAdobe Photoshop Elementsを利用した程度ですが)。サンセット・ゲームズさんでもこれを参考にしてレイアウト作業をされていらっしゃるはずですが。ついでを言うと、本HPで紹介している翻訳記事も、レイアウト作業にはMS WordとAdobe Photoshop Elementsしか利用していません。

 というわけで「ハーンマスター」の次の出版物ですが、おそらくは「ハーンマスター・マジック」になると思います。個人的には王国モジュール「カルドア王国」とどちらにするかでまだ迷いがあるのですが、出版に必要とされる材料が完備しているのは「マジック」の方なので。JGCの会場でも、説明を求められたら、そのようにお話をさせていただきました。

 ともあれ、今後とも「ハーン」諸作品群をよろしくご贔屓下さいますよう、お願い申し上げます。

 先日の「オロカンド」翻訳終了で翻訳開始と書いた「ミナルサス」ですが、本日先ほど、翻訳及びレイアウト作業を終わらせることができました。

 後は印刷すれば、JGCの会場で皆さんのお目にかけることができます。何とか間に合いました。会場にはこのほか、「カルドア王国」「タシャル」「オロカンド」も持っていく予定です。昨年までは全てルーズリーフにしていたのですが、今年は手作業で製本し、簡単に手に取れるようにします。是非サンセットゲームズのブースにお立ち寄り下さい。

 次の翻訳は「ガーディレン」を予定しています。カルドア王国北東の、アザドミア王国との通商で莫大な富を抱えるこの地の設定を翻訳すれば、現時点で発表されているカルドア王国大集落関連のサプリメントを全部完了させたこととなるためです。

「薬草大全」翻訳終了

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 気がついたら、だいぶ間が空いてしまいました。もっとこまめに更新しないといけませんね。

 さて、この間ですが、「薬草大全」という資料の翻訳を終えました。名前のとおり、ハーン島に自生する薬草・毒草の総解説となっています。薬草の解説そのものは、王国モジュール「エヴェイエル王国」(初版)で1章を裂き25種類について行われていたのですが、この資料「薬草大全」はそれをさらに増強し46種類を解説しています。個々の解説分量も増加しており、まさに「大全」と言っていい内容になっています。

 惜しむらくは、「エヴェイエル王国」に収録されていながら「薬草大全」では解説が完全に抜け落ちている薬草が1点あったこと(しかし巻末にある、植生ごとに分類された発見可能な薬草一覧には名前が挙がっている)。これがなければ完璧だったのですが。

 まずは翻訳進捗状況。先日、「タシャル市東辺区抜粋」の翻訳を終えました。

 カルドア王国首都タシャルは人口10,000人を超える大都市ということもあって、城壁内だけでも建物や住民の構成によって様々な様相を見せます。サプリメント「タシャル」でも都市内外をいくつかの区画に区切って解説していますが、都市の東の正門ヒールー門をくぐったすぐには、日雇い労働者たちが多数居住する「東辺区」があります。コロンビア・ゲームズのHPにある宣伝用サンプルの3ページ目(全体の11ページ目)の地図の[E]EASTSIDEとあるのがそれです。

 ここには安い借家をはじめとする建物が多数並んでおり、このうち10件については建物についての解説がなされ、さらにその中の2件については建物内部の見取り図が解説付きで掲載されています。しかし、100件以上に達する建物のうちの一部に過ぎない、ということもできるでしょう。

 「タシャル市東辺区抜粋」は、ほんの一部ではありますが、それを補強するものです。ヒールー門を入って正面右の15件の建物について、地階から屋上までの全建物の見取り図及び居住者についての情報のみならず、この地域に巣くっている犯罪者集団をはじめとする情報が収録されています。この犯罪者集団、「少年暴力団」といった方がいい組織なのですが、例えば彼らに財布を掏られたのに気付き、追いかけて路地の行き止まりに追い詰めたら姿が消えていた……ということがよくあるとのこと。どうしてそうなるのかについても解説もあります(一応ここでは内緒)。

 問題は、これをいつ発表できるか。単に発表するだけなら、協力者の皆さんによる内容確認を経た後、本HPでダウンロードできるようにすれば良いだけです。しかし、これはあくまでも「タシャル」の一部を補完するための材料。そして「タシャル」は王国モジュール「カルドア王国」を補完するもの。どうしたものやら、私も迷っています。

 補完といえば、「タシャル市東辺区抜粋」同様に東辺区の一部をさらに詳細に解説した資料「東辺区北端部」も今月5日発表されました。これも手がけたいのですが、いつになったらかかれるやら……Lythia.com関連だけでも現在4点ほど並行して作業しているのに……。

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